【もっと早く教えてほしかった】失敗しない家庭用脱毛器の選び方

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家庭用脱毛器選びで失敗したくない。買う前になにをチェックすればいい?

どれも「ハイパワー」「最速」「◯◯1位」とか書いてあって、結局どれがいいのか迷う…

最近の光美容器は高すぎる。いろんな機能がついてるけど本当に必要なの?

この記事でわかること
  • 失敗しない家庭用脱毛器の選び方
  • 購入前にチェックするべき6項目
  • 逆に重視しなくていいポイント
  • 3年以上の経験者だからこそわかる光美容器の真実
この記事を書いた人
  • 家庭用脱毛器(光美容器)マニアの20代
  • 使用歴:4年以上
  • 使用数:20種類以上
  • 自宅で剛毛コンプレックス解消
  • おうち脱毛研究所」では、ムダ毛ケアの体験談を赤裸々にまとめています
  • 実際の写真を見たい人はこちらをチェック
花森ゆりなです。
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家庭用脱毛器は医療機器ではないため、医療行為に該当する「脱毛」はできません。わかりやすさのために「家庭用脱毛器」と表現していますが、正しくは「光美容器」です。

光美容器はなんとなくで選ぶと失敗する可能性大

NGを出している女性

家庭用脱毛器は

  • なんとなく有名な企業
  • なんとなくよく見かける商品
  • せっかく買うなら最上級モデル

などの感覚で選ぶと失敗する可能性が高いです。

近年発売されるモデルは機能もりもり高額化にまっしぐら。

気がつけば10万円前後が当たり前に。

その結果コスパが悪く、

これ要らなくない?

逆に使いにくいかも?

と思うものが増えてきました。

有名企業なのに微妙、地味だけど機能がちょうどいいと感じることも多いです。

「いい光美容器」とはシンプルに

  • 脱毛効果があるか
  • 全身に使いやすいか
  • コスパが納得できるか

の3つの観点が重要。

以下では、セルフ脱毛歴4年のわたしが体験談をもとに、購入前にチェックするべき6項目について解説します。

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購入前にチェックしておきたい6項目

家庭用脱毛器を買う前に必ずチェックしておきたい6項目はこちらです⬇︎

出力(パワー)

1つめのポイントは出力(パワー)。

パワーが弱ければ効果を感じられません。

効果がない=脱毛器として意味がないので、出力ははじめに確認しておきましょう。

とはいえ、パワー(ジュール:J)は正式に記載されていないことも多め。

消費電力や体感、口コミをもとに、効果が安定していると感じた光美容器は以下の3つです。

※あくまで個人の感想です

男性剛毛な女性など、確実に良さを実感したい人は5万円以上の光美容器を選んでおくと安心でしょう。

家庭用脱毛器の真実

20種類以上の光美容器を使ってきた経験をもとに、効果についてぶっちゃけると、

  • 1万円前後の脱毛器でもそれなりに効果ある
  • 高いほどパワーが強いというわけではない

わたしは1万円の光美容器でもワキのムダ毛が目立たなくなりました(VIOは無理)。

もちろんパワーは弱いし、使いにくいのですが、安くても意外と効果があるのが事実です。

また、お値段が上がるほどハイパワーになるわけではありません。

10万円前後の光美容器を使ってみましたが、「これなら5万円のほうが効果あるな」と感じることも多々ありました。

日本で販売されている家庭用脱毛器はトリアを除き、すべてIPL方式※。

家庭用で安全性を最優先に設計されているので、出力には限度がありました。(ケノンを除く)

※IPL方式とは

「Intense Pulsed Light(インテンス・パルス・ライト)」の略であり、サロンや家庭用脱毛器で使われる光技術の一種。

メラニン色素に反応する光を照射し、毛根にダメージを与え、毛を生えにくくする仕組みです。

スピード

2つめのポイントはスピード。

家庭用脱毛器というと効果ばかりが注目されますが、パワーと同じくらい重要なのが速さです。

全身のムダ毛ケアには時間がかかるもの。

あまりにも時間を取られると、面倒くさくなってケアを継続できない可能性もあります。

ケアを続けてこその光美容器にとってスピードは重要なポイントでした。

スピードに関わる要素は以下の3つです⬇︎

  • 照射面積
  • 照射間隔
  • 連射機能

照射面積は3.0㎠平均サイズです。

照射面積の一例

ブラウン
3.0㎠

パナソニック
→3.9㎠

ケノン
→7.0㎠

※通常アタッチメントの場合

3.0㎠以下だと全身ケアは無謀。

しかし、大きければいいとも限りません。

面積は大きくなればなるほど光が分散し、広すぎると肌に当てにくいというデメリットもあります。

3.0㎠以下
7.0㎠以上
  • 全身ケアは厳しい
  • 照射漏れが多発
  • 光が分散
  • 肌に当てにくい
    (凹凸部位など)

個人的には5.0㎠〜7.0㎠くらいが使いやすいと感じました。

照射間隔はスピードに直結する性能。

レベル1(最小レベル)で0.5秒より速いものを選ぶと安心です。

ただしレベル1が最速だからといって、最大レベルも最速とは限りません。

レベルが上がると急に遅くなる脱毛器もあるので、レベル1の照射間隔だけに踊らされないようにしてください。

連射機能は1回1回ボタンを押さなくて済むので速くて便利。

ムダ毛ケアを一気にラクにしてくれます。

しかし、

  • 連射回数に制限があるもの
  • 無制限に照射を続けられるもの

2種類のタイプがあります。

ヤーマンは連射可能数が7回で、7回照射するたびにチャージ時間が必要です。

パナソニックは照射間隔が1秒〜であるものの、回数に制限がないためスムーズに照射を続けられます。

こういった部分も確認しておくと、スピード面で失敗しにくくなりますよ。

参考:ケノン

バージョン8.7

参考:ブラウン

シルクエキスパートPro5

参考:ヤーマン

レイボーテ クールプロ

参考:パナソニック

スムースエピ パワー&クール

反応のよさ

3つめのポイントは反応の良さ。

多くの光美容器には安全センサーがついており、肌に密着していないと照射できません。

しかしセンサーが厳しすぎると、なかなか反応しなくてイライラ…。

肌に当てたときにスムーズに照射されるかどうかはスピードに大きく響きます。

私自身、このセンサーに翻弄されまくりました。

公式サイトには記載されていないけど超重要だよ。

20種類以上の光美容器を使ってきて、一番心地いいムダ毛ケアが叶ったのが「ケノン」。

肌にピッタリ密着していなくても、ある程度触れていれば光が出ます。

肩のような凹凸部位でも指のような細かい部位でもポンポンポンポン照射できました。

もちろん空中では照射されず、安全面と使いやすさのバランスが優れていると感じました。

VIOや毛の濃い部分でもストッパーはかからないよ。

レベルを手動で調整できるか

4つめのポイントはレベルの調節方法。

家庭用脱毛器は

  • 出力を自分で選べるもの
  • レベルを自動調節してくれるもの
  • 手動にも自動にも対応しているもの

の3つがあります。

8割の脱毛器は手動タイプ。

自分で好きなレベルを選んで使うのが基本です。

これに対して、自動調節のみの光美容器もあります(例;ブラウン、Ulike)。

自動調節のメリット・デメリットは以下のとおりです⬇︎

自動照射のメリット
  • 自分の肌色にあったパワーがわかる
  • 安全かつ効果的にケアできる
自動照射のデメリット
  • 融通が効かない

自動調節の場合、

  • 痛みがあるから弱くしたい
  • 刺激がイヤだからレベルを下げたい
  • 効果がイマイチだから強く照射したい

というときに自分で調節できません。

ちょっと肌のダメージがあってもいいから、この手強い毛をなんとかしたい。

ここはずっと毛が残ってるから、思いっきり照射したい。

いきなりバチっとくるのはビビる…。

VIOとか顔とか痛みが怖いから、最低レベルから試したい…。

こういうシチュエーションは意外と多め。

自動調節は安全性が高くラクな反面、融通が効かないのがデメリットでした。

有名光美容器の場合

照射回数
ケノン
ケノン
手動のみ
ブラウン
ブラウン シルクエキスパート Pro5
自動のみ
ヤーマン
ヤーマン レイボーテ クールプロ
手動・自動対応
パナソニック
パナソニック スムースエピ ES-WG0A
手動のみ
(肌色検知のスキンセンサーあり)

重さ・形状

5つめのポイントは重さと形状。

以下の項目は使いやすさに大きく関わります⬇︎

  • 持ち手の重さ
  • 持ち手の太さ
  • 先端のカーブ具合

ケアに1時間以上かかることの多い光美容器では、長時間持っていても疲れない”軽量さ“が求められます。

経験からいうと、全身をラクに照射できるのは300g前後まで。

それ以上だとズシッとくるし、ずっと持っていると腕に負担を感じます。

持ち手の太さや先端のカーブも絶対にチェックしておきたいポイント。

背中お尻ウデの裏太ももの裏のケアは、先端がカーブしていないと至難の業です。

ヤーマンで背中をケアするのは正直無理でした。

参考:ケノン

バージョン8.7

ケノン
→置き型

持ち手
140g
(本体1.6kg)

A4用紙と比較

参考:ブラウン

シルクエキスパートPro5

ブラウン
→ハンディ

重さ
270g

A4用紙と比較

参考:ヤーマン

レイボーテ クールプロ

ヤーマン
→ハンディ

重さ
→400g

A4用紙と比較

参考:パナソニック

スムースエピ パワー&クール

パナソニック
→ハンディ

重さ
→370g

A4用紙と比較

比較表

タイプ重さ先端カーブ
ケノン
ケノン
置き型本体
1.6kg
持ち手
140g
あり
ブラウン シルクエキスパート Pro5
ブラウン
ハンディ270gあり
ヤーマン レイボーテ クールプロ
ヤーマン
ハンディ400gなし
パナソニック スムースエピ ES-WG0A
パナソニック
ハンディ370g少しあり
一人でも背中をケアする方法

ひとりで裏側をケアする方法はズバリ、

  • 腕を柔軟にすること
  • 軽くて先端がカーブしている光美容器を使うこと

私はハンディタイプ(ブラウン、ヤーマンなど)から「ケノン」に買い替えて以降、ひとりでも背中をケアできるようになりました。

ハンディタイプは最低でも250g。これに対してケノンの持ち手は120g

軽くて持ちやすく、腕を回していても疲れにくいです。

ケノンの重さ スマホ並 120g

メリット・デメリット、効果検証レポート、独自アンケートによる口コミなどケノンの詳細はこちら⬇︎

価格(コスパ)

6つめのポイントは価格とコスパ。

近頃の家庭用脱毛器は10万円前後が当たり前になっており、どんどんコスパが悪化しています。

購入するなら5万円以上の光美容器をおすすめしますが、高ければ高いほどいいとは限りません。

最新モデルは冷却やアプリなど余計な機能がついてることも。

予算や機能によっては旧モデルを選ぶのもありだよ。

また、家族や友達とシェアする場合は、照射回数が充実しているものを選んでおくと安心です。

照射回数の一例

照射回数
ケノン
ケノン
レベル1:300万回
レベル10:50万回
ブラウン
ブラウン シルクエキスパート Pro5
40万回
ヤーマン
ヤーマン レイボーテ クールプロ
120万回
パナソニック
パナソニック スムースエピ ES-WG0A
30万回

以上6つのポイントと体験談、みんなの口コミを踏まえた、人気の家庭用脱毛器は以下の記事にまとめています⬇︎

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重視しなくていいポイント

家庭用脱毛器の宣伝でよく見かけるものの、そこまで重要でないポイントは以下の3つです⬇︎

冷却機能(クール機能)

最近流行りのクール機能。

痛みが怖いから自動で冷やしてくれるのは安心。

やっぱりクール機能は大事なのかな?

と考えている人もいると思います。

結論からいうと、冷却機能の重要性は低いです。

結局冷たいのはまわりだけ⬇︎

照射部分は普通にパチっとくるし熱さも感じます。

なにより氷並みに冷え冷えすぎて…。

冷たい手でペタッと触られたときのイラッと感、心臓の縮こまり感があるので、ボディケアは逆に苦しかったです。

最初はクール機能に魅力を感じていたものの、使っているうちに不要だと思うようになりました。

それってあなたの感想ですよね?とか言われるかもだけど、冷却でお値段が跳ね上がることを考えると、正直いらない。

どうしてもクール機能が気になる人は、必ず冷却あり冷却なし両方が備わってる光美容器を購入してください。(パナソニックなど)

※パナソニックはアタッチメントによって冷却の有無が変わります。1台でクール照射・通常照射の両方が可能です。

痛みは大丈夫なの?と不安なあなたは、見出し

【痛みは冷やせばなんとかなる】

もご覧ください。

AI学習・アプリ連携

ぶっちゃけ、今まで一度も使ったことがありません。

この機能で値段が上がるくらいなら、なくても全然OKです。

  • どうしてもアプリにサポートしてほしい
  • アプリがないと無理、続けられない

という人はそもそもセルフ脱毛が向いていないので、医療脱毛をするといいでしょう。

アプリやAI機能は、たまたまついてたらラッキーくらいの存在です。

アタッチメント

家庭用脱毛器には豊富なアタッチメントが用意されています。

ブランドによってはアタッチメントの種類と数でお値段が変わる場合も。

しかし、基本的には付属のカートリッジのみで十分。

もとから付いている通常カートリッジで全身隅々までケアできます。

予算オーバーの場合、アタッチメントは妥協してもいいでしょう。

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痛みは冷やせばなんとかなる

家庭用脱毛器を選ぶにあたり痛み・刺激が気になっている人は多いでしょう。

結論、そこまで気にする必要ありません。

20種類以上の光美容器を使ってきましたが、冷却なしでも痛みはほとんど気になりませんでした。

もちろん「アツっ」となった経験はあります。

でも全然耐えられる。

部分的に熱さが気になるときは保冷剤を活用しましょう。

保冷剤でしっかり冷やせば、痛みはほぼゼロになります。

赤みが出ることはありますが、色素沈着になったことはありません。

跡が残るヤケドをしたこともありません。

モードや出力を細かく調整できるので、痛みはそんなに心配しなくていいです。

出力を下げるか冷やすかすれば、なんとかなるよ。

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1台2役、美顔器にもなれる脱毛器たち

スキンケア

光美容器に使われているのがIPLという光。

ムダ毛ケアにも効果的ですが、実はエステでも使われており、フォトフェイシャルの代わりになります。

フォトフェイシャルとは?

IPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれる光を顔に照射することで、シミ、そばかす、くすみ、赤ら顔、ニキビ跡、毛穴の開きなどの様々な肌トラブルをケアできる施術

通常のムダ毛ケアだけでも、肌ケアが叶いますよ。

家庭用脱毛器のなかには、IPL以外にも機能をもち美顔器として使える猛者もいます。

例:ヤーマン、ステラボーテ

機能は商品によってさまざまですが、

  • シミ
  • たるみ
  • そばかす
  • くすみ
  • ニキビ
  • ニキビ跡

などをケアできることが多いです。

美顔器の購入を検討しているなら、美肌機能つきのモデルを買うと一石二鳥でお得ですよ。

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まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました

光美容器を購入するときは、公式サイトや宣伝の文言に惑わされないこと。

上の6つのポイントを確認しておくことで、失敗しないムダ毛ケアが叶いますよ。

あなたにピッタリの脱毛器に出会えますように。

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※参考:National Library of Medicine「Comparison of the effect of diode laser versus intense pulsed light in axillary hair removal」

【参考サイト】

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