「毎日照射すれば早く効果が出るんじゃないの?」
と思って、実際に毎日脱毛器を使い続けてみた方もいるのではないでしょうか。
私もかつて「早くツルツルになりたい」という気持ちから、家庭用脱毛器を毎日使う実験をしてみた経験があります。
結論から言うと、毎日の照射は効果的ではなく、肌へのリスクがあるのでNGです。た
だ、「効果が出にくい」「もう少し早く進めたい」という方向けに、3日おきという選択肢が条件付きで存在します。
この記事では、1週間の毎日照射実験でわかったこと、毎日がNGな理由、そして「3日おきはアリなのか?」という疑問まで、正直にお伝えします。
【実体験レポート】家庭用脱毛器を毎日使い続けたらどうなった?
実験の条件
IPL方式の家庭用脱毛器(照射レベル5〜7)を使用し、両脚を対象に1週間、毎日照射し続けました。
比較のため、片脚は毎日照射、もう片脚は推奨どおり2週間に1回の照射にしています。
3〜4日目:早くも肌に異変が出始めた
毎日照射を開始して3〜4日で、照射している脚に軽い赤みとヒリヒリ感が出始めました。
乾燥も気になり始め、もともと問題なかった保湿ケアを強化する必要が出てきました。
毛量の変化については、2週間に1回の脚とほとんど差が感じられませんでした。
「毎日やっているから効果が出るはず」という期待とは裏腹に、変化は同じような速度で進んでいる印象でした。
1週間後:肌トラブルが出て実験を中止
1週間が経つ頃には、毎日照射している脚に肌の乾燥・ざらつき・ところどころに小さな赤いぶつぶつが現れました。
照射時のヒリヒリ感も強くなり、「これ以上続けるのは肌によくない」と判断して1週間で実験を中止しました。
一方、2週間に1回照射の脚はこの時点で肌トラブルはゼロ。
毛量の変化も毎日照射した脚とほぼ同等か、むしろ安定した変化を感じるほどでした。
実験結果まとめ
| 毎日照射(1週間) | 2週間に1回照射 | |
|---|---|---|
| 毛量の変化 | ほぼ同じ | ほぼ同じ |
| 肌の状態 | 赤み・乾燥・ぶつぶつが出た | 問題なし |
| 照射時の痛み | 日を追うごとに強くなった | 変化なし |
| 継続のしやすさ | ✕ 肌トラブルで1週間で中断 | ◎ 無理なく継続できる |
毎日照射がNGな理由
理由①:毛周期に合っていない
家庭用脱毛器(IPL方式)は、成長期にある毛根にのみ反応する仕組みです。毛は常に全部が成長期にあるわけではなく、2〜4週間のサイクルで成長期・退行期・休止期を繰り返しています。
前日に照射した部位に翌日また照射しても、成長期を迎えた新しい毛根はほとんどなく、効果はほとんど変わりません。毎日照射は「意味のない照射を肌に繰り返しているだけ」の状態になります。
理由②:肌の回復が追いつかない
IPL照射後、肌には光エネルギーによる微細なダメージが加わります。通常は数日〜1週間程度で回復しますが、毎日照射し続けるとダメージが蓄積し、肌荒れ・乾燥・赤み・色素沈着などのトラブルにつながります。実験でも1週間以内にこの状態になりました。
理由③:カートリッジを無駄に消耗する
フラッシュ回数に上限のあるカートリッジ型の脱毛器では、毎日照射するとカートリッジの消耗が一気に早まります。効果が変わらないのにコストだけが増えるのは、どう考えても非効率です。
では「3日おき」はどうなのか?
ここからが本題です。「毎日はNG、でも2週間に1回では効果が出るのが遅い気がする…」と感じている方にとって、気になるのが「3日おき」という選択肢ではないでしょうか。
3日おきが「条件付きでアリ」な理由
毎日はNGですが、3日おきについては少し話が変わります。照射後の肌ダメージは通常2〜3日程度で一定の回復が見込めるため、毎日よりは肌への負担が抑えられます。また、毛周期の観点から見ても、3日おきであれば少しずつ異なる成長期の毛根にアプローチできる可能性があります。
特に以下のような状況では、3日おきを短期的に試す選択肢になりえます。
- 数ヶ月継続しても効果を感じにくい方:通常の2週間間隔で変化が乏しいと感じる場合、短期間だけ間隔を詰めてみる
- 肌が比較的丈夫でトラブルが出にくい方:乾燥肌・敏感肌の方には向きません
- 照射レベルを低め(1〜3)に抑えられる方:低出力であれば肌への負担を最小限にできます
それでも「3日おき」には注意が必要
ただし、3日おきはメーカーが推奨する使い方ではありません。この点は必ず理解したうえで、自己責任で判断してください。
注意点を整理すると以下のとおりです。
- 肌トラブルが出たらすぐに中止する:赤み・ヒリヒリ・乾燥が出始めたらサインです。無理に続けないこと
- 敏感肌・乾燥肌の方は避ける:肌の回復力が弱い方ほどダメージが蓄積しやすくなります
- 長期間の3日おきは推奨しない:あくまで短期的な試みにとどめ、肌が落ち着いたら2週間間隔に戻すことをおすすめします
- 照射レベルは低めを維持する:間隔を短くするなら、その分レベルを抑えてトータルの負担を調整しましょう
毎日・3日おき・2週間おきの比較
| 照射頻度 | 脱毛効果 | 肌への負担 | 推奨度 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| 毎日 | 変わらない | 非常に高い | ✕ NG | 誰にもおすすめしない |
| 3日おき | やや期待できる場合も | やや高い | ⚠️ 条件付きで可 | 効果が出にくい・肌が丈夫な方が短期的に試す場合のみ |
| 2週間に1回(推奨) | ◎ 最も効果的 | 最小限 | ◎ ベスト | 全員におすすめ |
| 月1回 | ○ 効果あり | 最小限 | ○ 問題なし | 忙しくて間隔が空く方 |
「早く効果を出したい」なら頻度より先にやること
実は、照射頻度を増やすよりも先に見直すべきポイントがあります。以下を改善するだけで、同じ2週間間隔でも効果の出方が変わってきます。
- 照射レベルを上げる:肌が耐えられる範囲で、できるだけ高いレベルで照射する。低すぎるレベルでは毛根へのダメージが不十分
- 照射前のシェービングを徹底する:毛が長いまま照射すると光が毛根まで届きにくくなります。照射前日〜当日にしっかり処理を
- 照射漏れをなくす:飛ばした部分の毛根はケアされないまま残ります。グリッドを意識してムラなく照射を
- 保湿・日焼け対策で肌コンディションを整える:肌が健康な状態のほうが照射の効果を引き出しやすくなります
「頻度を増やす前に、1回1回の照射の質を上げる」——これが、効果を早めるための正しいアプローチです。
正しい照射スケジュールの目安
| 時期 | 推奨頻度 | ポイント |
|---|---|---|
| 開始〜3ヶ月(集中ケア期) | 2週間に1回 | 毛周期に合わせてコツコツ継続。これが基本 |
| 効果が出にくいと感じたら(短期) | 3日おき(※肌の状態を見ながら) | 推奨外だが条件付きで試す選択肢。肌トラブルが出たら即中止 |
| 3〜6ヶ月(移行期) | 3〜4週間に1回 | 効果が安定してきたら少しずつ間隔を広げてもOK |
| 6ヶ月以降(メンテナンス期) | 月1回〜2ヶ月に1回 | ツルスベを維持するための定期ケアへ |
よくある質問(FAQ)
家庭用脱毛器は毎日使ってもいいですか?
NGです。毎日照射しても毛周期の関係で効果はほとんど変わらず、肌への負担だけが増えます。実験でも1週間で肌トラブルが出て中断せざるをえませんでした。2週間に1回が基本ペースです。
3日おきの照射はOKですか?
メーカーが推奨する使い方ではないため、基本的にはおすすめしません。ただし、効果が出にくいと感じている方が短期的に試す選択肢としては存在します。その場合は照射レベルを低めに設定し、肌トラブルが出たらすぐに中止してください。敏感肌・乾燥肌の方は避けましょう。
2週間に1回の照射で効果が出ない場合、どうすればいいですか?
まず照射レベル・シェービングの徹底・照射漏れの有無を見直してください。これらを改善したうえで、それでも変化を感じにくい場合は、肌の状態を確認しながら3日おきを短期的に試してみる選択肢もあります。ただし推奨外のため、肌トラブルが出たら即中止が原則です。
照射間隔を空けすぎるとどうなりますか?
月1回程度であれば脱毛効果はありますが、効果が出るまでの期間が長くなります。忙しくて間隔が空いてしまう場合でも、やめてしまうよりは続ける方が大切です。再開後は2週間おきのペースに戻しましょう。
まとめ
1週間の毎日照射実験でわかったのは、毎日照射しても脱毛効果は変わらず、肌トラブルだけが先に出てくるということでした。毛周期の仕組み上、毎日照射することに意味はありません。
一方で「3日おき」は、推奨はされていないものの、効果が出にくいと感じている方が短期的に試す選択肢としては存在します。ただし、肌トラブルが出たらすぐに中止・敏感肌の方は避ける・レベルを低めに抑えるという3つのルールを守ることが前提です。
基本はあくまで2週間に1回のペースをコツコツ継続すること。そのうえで「もう少し早めたい」と感じたときは、頻度を増やす前にまず照射レベル・シェービング・照射漏れを見直してみてください。効果には個人差があります。

